辛子明太子の歴史とこだわり
当店「きくや」の川原 勉は、「辛子明太子の生みの親」と呼ばれる「ふくや」の創業者川原俊夫氏より直接指導をうけた職人の中で、現在も現役を続ける数少ない職人の一人で、氏とは従兄弟の息子という間柄になります。昭和29年から昭和46年の間、18年間「ふくや」で修行を重ね、昭和47年熊本市にお店を出店致しました。
博多の名産品として全国で人気の辛子明太子。初めて商品として発売されたのは昭和24年 、会社は「ふくや」であったと伝えられています。「ふくや」の創業者 川原俊夫氏は商標登録もせず、製法特許も取得しないどころか、地元の多くの会社に製造方法を教えたため、さまざまな風味やバリエーションが生まれました。それが 、辛子明太子が博多の名産品として定着するきっかけになったと言われています。
その中で、当社「きくや」の川原 勉は、直接指導をうけた昔ながらに近い製法で1つ1つ手作りをしております。そのため辛子明太子の原料のタラコには特別なこだわりと思い入れがあり、日本近海の北海道羅臼(ラウス)産のタラコを原料に使用しております。
日本近海の羅臼(ラウス)産のタラコを選ぶ理由は、近海で捕れるタラコになるので、冷凍せずに氷温状態で港まで持ち帰り、魚切り⇒生子採卵⇒塩漬け後、急速冷凍ができるため、鮮度が良く、美味しい明太子に仕上がります。近年は極端な不漁で、羅臼産タラコは大変希少品です。 羅臼の前浜の地域でとれたスケソウダラは、タラコの粒子感が大きい為、プチプチ感と口の中でとろ~っと広がる食感を堪能することができます。
当社製造の辛子明太子は原料のタラコ本来の旨みをなるべく残したあっさりとした辛子明太子となっております。当サイトの通販で全国の皆様にご好評頂いています。よく冷やしてお召し上がりください。
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